外国人技能実習生の住まいは相部屋で狭くてもいいですよね、などとひと昔前のように言われる会社もまだあります。
しかし、日本での生活水準に慣れていくにしたがって、あんなに集団で住むことが好きだったかに見えた彼らもやはりだんだん一人部屋を求めてくることが多いです。
我々日本人が果たして相部屋でシェアハウスで全くプライベートな時間がなかったら、耐えられるでしょうか。
半年か1年ぐらいはそれでも頑張ってくれるかもしれません。
でも、何年も相部屋で満足してくれるほど彼らもプライバシーを大事にしないわけではないのです。
これから外国人技能実習制度が育成就労制度に代わっていく時に、転職の理由として住まいの環境が悪いという事はその一番の発端になる可能性があると思います。
詳しくは添付の小冊子を見ていただきたいのですが、法律で細かく決められてはいますが、より良い環境を企業側で準備してあげることこそ、遠く離れた日本で、彼らに長く落ち着いて仕事をしたいという気にさせるのではないかと感じています。

技能実習生の寮の準備について


技能実習生の寮の準備について(PDF)