2025年
新年明けましておめでとうございます。
いよいよ新しい年がやってきましたね。今回は多くの企業で9連休という会社も多かったのではないでしょうか。もちろん介護の現場などで師走も正月もなかったよ、という企業様も多くいらっしゃるでしょう。
我々ＴＮＫ協同組合は、今日1月6日から新年最初の仕事を迎えています。休み明けに、技能実習生や特定技能外国人の人たちから、このお正月休みをどう過ごしたかなどの情報が次々と入ってきます。
概ね、普段はあまり会えない同郷の人たちのアパートを訪ねて忘年会をしたりとか、国も会社も超えて新年会をしたよというような話ですが、何か楽しそうです。同郷の人たちとのパーティでは久しぶりにしゃべる母国語の心地よさや、母国の情報が得られますし、異国間の人たちのパーティでもみんな楽しいひと時を過ごしたようです。
何しろ違う国の人が集まると、共通語が日本語になるわけで、理解度は母国語とまではいきませんが、他国の考え方やカルチャーを理解できるので、大変興味深いですし、その人の教養としてとても良い経験ができたのではないかと想像できます。もちろん日本語の会話の訓練にもなったのではないでしょうか。
残念ながら我々日本人との触れ合いが少ないようにも思いますが、それでも会社が主催で忘年会や新年会などを開催していただいていたりしたようです。どうしても日本人は盆と正月は帰省をしたり、家族と過ごす時間になることが多いですから、この時期は仕方がないかもしれませんね。
それでも、在日の外国人の方が、日本という異国で年末、年始を過ごし、日本人をはじめ自国以外の色々な国の人と語り合う事ができたのならば、彼らの今後の人生に何らかのプラスになるような気がします。
日本の事を勉強したり、一緒に技能実習をしている他の国の仲間と話して、その国の事を学ぶと、自分の国との違いに気づくと思います。自分の国のこんなところは日本や他の国にないすごく良いところだとか、逆に悪い部分にも気づくかもしれません。
そんなことが、日本で働く外国人のあなた達にとって本当に身になる生きた勉強となるのではないでしょうか。
これは我々日本人にとっても同じことなのかもしれません。
さあ、皆さん今年も頑張っていきましょう。日本人も外国人もこの日本での生活と仕事、そしてプライベートを楽しんでください。たまたま、2025年1月の今、この広い地球の中で、どういうわけかこの日本という国で、同じ釜の飯を食って一緒に働いている奇跡を楽しみましょう。
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